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ウィスキー

  • 2010/01/17(日) 07:34:37

○シングル・モルト 〜1つの蒸留所〜
モルト=麦芽。麦、特に大麦の種子を発芽させたもの。モルト原酒と呼ばれる単一の蒸留所で作られた原酒を、他のウィスキーとブレンドせず、特殊なもの(カスク・ストレングス)を除き度数のみ調整(水を添加)し、瓶詰め、出荷されるものをいい、個性豊かな味わいが珍重される。純米のようなもの。シングル・モルトと大別されるウイスキーのほとんどが、製造された蒸留所の名前をそのまま商品名として市場に流通する。マッカラン、グレンリヴェット、カリラなどは蒸留所の名前である(「余市」、「宮城峡」、「山崎」、「白州」)。

○シングル・カスク 〜1つの大樽〜
カスク=樽。 一つの樽の原酒のみを瓶詰めした場合は、シングル・カスクあるいはシングル・バレルと称する。度数調整しない「樽出し」もある。通常のシングル・モルトでは蒸留所で作られた複数の樽のウィスキーをブレンドし味を均一化したのち加水し40度前後に薄める。それに対してカスク・ストレングスは1つの樽のみを加水せずにそのままの状態で出荷し、度数も60度ほどある。シングル・カスクでは瓶に樽のシリアルナンバーが打たれていることもある。通常は店頭では販売されず、蒸留所での限定販売が多い。

○クォーター・カスク 〜1つの小樽〜
一つの樽で一定期間熟成した原酒を、通常の樽に比して1/4サイズの樽に詰め替えて熟成を続けたシングル・モルトをクォーター・カスクと称する。小さな樽へ詰め替えを行った以降は、樽の風味が良く移り熟成も早い。

○ヴァッテド・モルト(ピュア・モルト) 〜複数の蒸留所の混合〜
複数の蒸留所のモルト原酒を混ぜ合わせたものをいう。この場合、ピュア・モルトあるいはブレンデッド・モルト などと表示されることが多い。

○グレーン・ウイスキー 〜異種ウィスキー〜
トウモロコシ・小麦・大麦などを蒸して粥状にし、そこに発芽大麦を加えて糖化後、酵母を加えて発酵させる。味は強烈な所もなく無個性。ほとんど全てがブレンデッド用に使われる。

○ブレンデッド・ウイスキー 〜モルトとの混合〜
複数の蒸留所のモルト・ウィスキーとグレーン・ウイスキーをブレンドして再貯蔵させたもの。一般的にクセのない飲み易さが万人向けとされる。ブレンデッド・ウイスキーはブレンダーと呼ばれる専門の職人によりブレンドされる。
「ブレンデッドは『混ぜ物をした安物』、モルトは『生の高級品』」と捉える向きがあるが、両者の違いは味の性格の違いである。