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アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド

  • 2009/02/09(月) 10:00:09

1861-1947。イギリスの数学者、哲学者。論理学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学、ハーバード大学の各大学において、教鞭をとる。
ケンブリッジ・プラトニズムとよばれる思想に基づく。プラトンなどを中心思想とし、中世的な古い神学を批判。キリスト教者として持つべきの信仰と、人間が持っている本来的な理性とをいかに矛盾なく調和させるかという課題に取り組んだ。プラトンの著書を聖書と同列におき、理性と信仰の合体を目指した。
ホワイトヘッドは「西洋の全ての哲学はプラトン哲学への脚注に過ぎない」という『過程と実在』におけるくだりが有名。近代ヨーロッパにおいて生まれた機械論的自然観が「抽象を具体とおき違える錯誤」にもとづくことを指摘し、有機体論的自然観を提唱した。有機体の哲学は、近代の自然科学の勃興によって廃れてしまった形而上学の構図を現代の先端的な科学の領域を媒介することによって復活させようとする試み。著作において、近代の単なる人間中心的な思考から、人間がその環境世界(自然)と人間を越える存在(神)とに深くかかわる事によって初めて人間たりうるという基本的な観点が貫かれている。ハイデガー(1889-1976)にも影響を与えていると思われる。プロセス思想。有機体哲学。