2009.01 «  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  » 2009.03

ブルーオーシャン

  • 2009/02/15(日) 01:07:50

ブルー・オーシャン戦略は、米ビジネススクール教授が唱える経営戦略論。競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン」を切り開くべきだと説く。そのためには、顧客にとってあまり重要ではない機能を「減らす」「取り除く」ことによって、企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。対になる思想としてマイケル・ポーターの競争戦略は「事業が成功するためには低価格戦略か高付加価値戦略のいずれかを選択する必要がある」としている。一方でブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値は両立し得ると主張している。書籍では日本の10分1000円のカット専門店の事例などが紹介されている。韓国サムスングループが組織的にブルー・オーシャン戦略を実践していることが知られている。ゲーム業界において、ソニー(プレイステーション3)やマイクロソフト(XBOX 360)が仕掛けた高性能化競争に埋没しかけていた任天堂が、Wiiの開発にブルー・オーシャン戦略を応用したといわれている。比較的ロースペックのハードウエアながら、「Wiiリモコン」などの新機軸で、ゲーム慣れしていない層にとって付加価値を提供することに成功した。顧客のニーズやシーズを発見していくという方法なのだあろうか。Wiiリモコンは高付加価値ではないとはいえないと思うが、「高」ではない「新」を目指す所にブルーオーシャンがあるのだろう。とはいえ、イノベーションというからにはそう簡単には生まれるものではないし、生まれることはおかしい。つまりは市場の誰かがその役割をになうという意味でしょうか。「高」へ向かう進歩と「新」は並立するもの。

ブレトン・ウッズ体制

  • 2009/02/12(木) 07:49:39

1944年。国際通貨基金(IMF)の設立を決定したこれらの組織を中心とする体制。1930年の世界大恐慌により作られたブロック経済圏→世界大戦への反省として通貨の安定を図った。そのため金1オンスを35USドルと定めた金本位制を採用。この固定相場制のもとで、日本円は1ドル=360円に固定された。この体制下で西側諸国は、史上類を見ない高度成長を実現。日本は高度経済成長を実現したが、アメリカ経済の拡張的な姿勢によりドルのインフレが進行。崩壊。アメリカの一段の景気回復を目指した変動相場制(ニクソンショック)へとつながる。

イスラエル総選挙

  • 2009/02/11(水) 13:26:25

イスラエルで総選挙が行われているらしい。国会定数120で現与党第1党の中道政党カディマと右派野党のリクードの両方が同等の得票率を得て全体を占めているらしい。
出口調査ではカディマが29―30議席、リクードが現有議席の倍以上となる27―28議席の獲得を予想。リクードが倍以上というのが大きな変わり目か。
リクードは、ネタニヤフを党首とする新自由主義・世俗主義の政党。旧約聖書の教えに基づく領土拡大・占領地への入植をめざした大イスラエル主義がモットーらしいので、今後のイスラエルとパレスチナ、加えてアメリカの動向が気になるところ。パレスチナのイスラム原理主義ハマスとの対立は深まり続けるのだろうか。それとも一気に武力的な解決に向かうのか。その時に果たしてアメリカはそれに目を瞑るか。迷走し続けるイスラム。すくなくとも中東の紛争が今よりも激しくなる事であろう。

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド

  • 2009/02/09(月) 10:00:09

1861-1947。イギリスの数学者、哲学者。論理学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学、ハーバード大学の各大学において、教鞭をとる。
ケンブリッジ・プラトニズムとよばれる思想に基づく。プラトンなどを中心思想とし、中世的な古い神学を批判。キリスト教者として持つべきの信仰と、人間が持っている本来的な理性とをいかに矛盾なく調和させるかという課題に取り組んだ。プラトンの著書を聖書と同列におき、理性と信仰の合体を目指した。
ホワイトヘッドは「西洋の全ての哲学はプラトン哲学への脚注に過ぎない」という『過程と実在』におけるくだりが有名。近代ヨーロッパにおいて生まれた機械論的自然観が「抽象を具体とおき違える錯誤」にもとづくことを指摘し、有機体論的自然観を提唱した。有機体の哲学は、近代の自然科学の勃興によって廃れてしまった形而上学の構図を現代の先端的な科学の領域を媒介することによって復活させようとする試み。著作において、近代の単なる人間中心的な思考から、人間がその環境世界(自然)と人間を越える存在(神)とに深くかかわる事によって初めて人間たりうるという基本的な観点が貫かれている。ハイデガー(1889-1976)にも影響を与えていると思われる。プロセス思想。有機体哲学。

縄文土器

  • 2009/02/08(日) 10:14:39

縄文人はどんな生活を送っていたのだろうか。西洋の石器文化に対して縄文文化がある。かれら縄文人は農耕ではなく、狩猟採集という方法を用いて生活していた。栽培能力があるにも関らずである。そのため代表とされる文化の一つである縄文式土器というのもこれまた石器文化のそれとは異なり、煮炊き用としてつくられたのだ。そのため底が丸くなっていたりとがっていたりする。当時としてはなかなかユニークな方法。そしてそこには自然と共に暮らす彼らの宗教的な姿勢が入っていたのだろう。縄文式土器の文様にはそのような物語が刻まれている。土器を取り巻く模様に留まらず中後期に作られた火焔土器などは、縄文時代を代表する縄文式土器の一種である。燃え上がる炎を象ったかのような形状は、「火」とともに暮らす彼らの自然観が練りこまれている。